ウサちゃんの事件簿

4月5日に貰ってきた我が家のうさぎちゃんも2ヶ月経ちました
名前は「ウサ」とか「ウータン」とか「うさちゃん」とか呼ばれています。
とっても甘えん坊で、なでなでが大好きです。
そのウサちゃんに大変なことが起こってしまいました
事件発生から経過をアップして行こうと思います。

ウサの災難「肋骨と右手の骨折」

6月15日の朝それは起こった
朝起きていつもなら窓のところで朝ご飯を待っているウサなのに
今日は姿がありません。「ごはんだよ〜うさちゃん〜」と呼んでも
なんの応答もありません。小屋の屋根をとって中を覗いてみると
いない!いない!ビックリです、うさちゃんがいない!
「おとうさん、うさがいない!!」と思わず大声で呼びに行ってしました。
ウサちゃんは我が家の3階のベランダで放し飼いをしていました。
ベランダの塀は私の胸の高さです。でも、ウサちゃんの小屋の屋根に乗って
背伸びをすると後10センチくらいで頭が出てしまいそうでした。
ウサちゃんは最近外の世界に興味があって良く背伸びをして今にも
ジャンプしそうでした。下を見てもウサちゃんの姿はありません。
でも、絶対下に落ちたに違いありません。
すぐ外に探しに行きました。隣の湯沸かし器の屋根に雨よけの板があって
そこに白い毛が付いていました。でも、姿はありません。
付近を探したけど見つかりません。みーちゃんを保育園に送ってから
また、探すと、1時間位して、近所でネコに追われているウサちゃんを発見。
右手を浮かせています。それ以外はケガしている様子はありません。
急いで連れて帰り、お水と餌をあげてみますが、ネコに追われていて
心臓がドキドキしてます、そのせいかどうなのか餌も水も手を付けません。
友達にキャリーを借りて急いで近所に動物病院に行きました。

病院では事情を説明し、食欲が無いのはうさぎにとっては致命傷だと言われる。
レントゲンと食事をとれるか預かって様子を見てくれることになる。
4時過ぎにうさぎに詳しい院長先生が来るので、その時にレントゲンの結果と
食欲を見極めてどうするかを決めることになった。

4時過ぎにともくん、みーちゃんを連れて病院に行く。
レントゲン写真を見ると右手が折れているのが分かる。
食欲はあって食べてることと、ちゃんと排便も出来てるから
内蔵は損傷が無いらしいということを教えてもらい、
肋骨も3本折れてるがこれは処置できないので、安静にして付くのを待つらしい
後は右手の骨折は手術をしてあげるのが1番で、細い針金を骨の中に通して
固定する手術をするがいいが、1.3キロのうさぎの骨はすごく細くて
骨が割れてしまうことがあるとのこと、指先を痛がらないので神経が切れてるようだ
そうなると、神経が伸びて繋がっても時間がかかり、その前に腕の筋肉が委縮して
右手が左手よりも縮んでしまう。神経が通っていない指先を自分でかじってしまうことがある、
最悪のときは自分の指先を食べちゃうらしい。キャー怖い!そうなったらどうしよう
土曜日まで自宅でウサちゃんの様子を見て様態に変化がなければ一応手術をしてもらうことにしました


ちょっと暗くて分かりずらいけど、ウサちゃんのおうちです。
塀の上に飛び越え防止の 柵を取り付けました。
小屋の上に乗ってジャンプしてしまったの。



ギブスで固定

6月17日病院へ行く
前日の夜、ギブスで固定してあるところをうさちゃんは歯で何度も何度もテープを取ろうとする
歯で腕の付け根のテープのはじっこを持ち上げると一緒に腕が上下する、
なんともユーモラスな姿に思わず笑ってしまう本人はすごく気になってうっとうしいんだと思う。
腕の巻いてるテープが赤くて人参を吊るしてるように見えてしまう。
そのテープを引っ張っているのだ。
6/20画像

病院へ行ってみていもらうと、15日は骨がカタカタを音を立てていたけど今日は無理をしなければ
音もしないし、指先もしっかりしてるとのこと。手術をしてもギブスは3ヶ月はしないといけないし、
うさぎの動きによっては針金が細いので折れてしまう事もあり、手術しないでこのままギブスで
様子を見たほうが良いと言われた。手術をしても3ヶ月、しなくても3ヶ月。
結局、うさぎのことは良く分からないし、先生の言う通りに手術はしないで、ギブスで固定するとこにする。
うさぎは皮膚が弱いので3日に1度テープを換えに通うことになりました。
手術をしないでよかったと思う反面、このままで良いのかと思ったりしてしまう。

昨日は横になって、身体を休めている姿勢をしてる時間が多かったけど、
今日はお座りの姿勢でいる事が多く、昨日よりずいぶん具合が良くなってるように見える。
抗生物質のお薬をもらって1日1回飲ませなくてはいけないんだけどこれが難儀です。
メッチャ嫌がって後ずさりして足をばたつかせて、顔を隠そうとする。タオルに顔を埋めてしまう。
0.5ミリリットル注射器の針の無いもので飲ませるんだけど、たいへんです。

 
赤い包帯を巻いてます。折れたのは肘の関節です。昼間は暑いこともあり、大体こんな調子です。グターとしてます。

トイレの上に屋根

6月25日

毎日雨降りでウサちゃんの包帯はビショビショです。
金曜日に包帯の交換に行くと、院長先生の姿がなく若い先生に包帯をしていただいた。
当布をして巻いてくれたが、その時点でちょっと包帯がずれていたように思う
案の上、夜遅くにウサの変な動きに気がつくと、包帯をくわえて取ろうとしている。
そのうちスルリと取れてしまった。あ〜あ!
本人はスッキリしたのか、動きが活発になったけど手を見ると内側に曲がってる。
動かしてないからか、毛が少なくなってるからか細くて頼りなげに見える。
きっとビッコになっちゃうんだろうな。ごめんね。

ウサちゃんのトイレは上の小屋の写真に写っていない右側の手前窓側突き当たりにあります。
このベランダは屋根に上れるようにベランダの右側半分は屋根が無いのです。
そのせいで雨が降るとせっかくトイレの躾が出来てきていたのに、毎日の雨でウサちゃんのトイレは洪水状態です。
土曜日に材料を買いに行って、日曜日とうちゃんはせっせとトイレの屋根を制作です。
夕方やっと出来上がって設置、しばらくは違和感からか様子を見ていたウサもトイレに入ったり出たりしてます。
しかし、やっぱりそのトイレの手前でうんちをしてしまってますね。慣れるまでは仕方ないかな?


その土曜日くらいから元気が出てきたみたいで、おうちの屋根の上にジャンプ出来るようになった。
日曜日はジャンプはしたが降りることが出来なかったウサだったが、降りることも出来るようになった。
駆け回ることも出来るようになって来ている。先週は暑かったけど、
このところの雨降りで肌寒いくらいなのもウサには良いのかしら?体力も回復してきているみたいでうれしい!



ギブスは取れたけど・・・・

6月27日ギブスが取れた。
それからのウサちゃんはとっても元気に屋根の上にジャンプしたり、自分のお庭を駆け回っている。
そのスピードがスゴくて右手がとっても心配です。歩くときは右手をつかないでピョコタンピョコタン歩いてるけど
走る回るときはどうしてるのか、目にも留まらぬスピードでよく分からない、でも、ビッコは引いていない。
ギブスを外すとき、もし手をカジったりするようなら一生包帯をすることになると脅かされたが、カジったりはしていない
連日の雨で足がビシャビシャでそっちの方が気になるらしい、人工芝の上に毛の塊があって、毛を抜いてるみたい。
指先まで神経が繋がっていないけど、先生は1日1ミリ伸びていくから先まで行くのに6ヶ月位かかるそれまでに
筋肉は委縮しちゃうんだとのこと。27日の夜に耳の毛繕いをしていて、右耳はちゃんと右手を添えて
「ティモテ」をしていて、すっごくうれしかった、左耳は右手が届かなくなっちゃったって出来ないけど・・・・。
あの走り回る様子といい、ティモテといいもう手は痛くはないんだろうと推察できる。

昨日当たりから夜以外は何か元気もないし、食欲もないみたい。
毛をムシャムシャ食べてた、と言うとうちゃん証言もあり毛球症の心配が出てきた。
でも、ウンチも出てるしと様子を見ていたが、今日朝とうちゃんがトイレの掃除をしてから3時頃までウンチをしない。
朝の人参もじきに無くなるのに今日は夕飯の時間まであまっていた。そんなこと初めてだからやっぱり?
ちょうど病院にいく事になっていたので先生に昨日までは動き回ってすごかったけど、食欲がないし、ウンチも
朝から3時までホントに少ししかしなくてさっき出たと思ったらくっついてウンチでいつものウンチと違う事を
話すと、骨折カ所の皮膚炎の予防と食欲を出す薬を肩甲骨の間に注射してくれた。薬はパパイヤ酵素を10日分。
それと毛球症の予防にパイナップルジュースを飲ませるように言われて帰って来て、ウサちゃんを置いてスーパーに
パイナップルジュースを買いに行って来た。それにパパイヤ酵素を混ぜて注射器で強制的に飲ませる。
パイナップルジュースは毎日飲ませるように言われたので、紙パックの100%パイナップルジュースを10本
買い占めてしまった。あとの人ごめんなさい・・・。明日また病院に行きます。

フンの山ができたよ〜!

7月5日
やっとウサちゃんも元気になったみたい。
やっぱり暑さと湿気が原因だったようです。ベランダの入り口に昔飼っていたワンちゃんのケージを置いて
クーラーをかけてあげると昨日から少しずつ食欲が出てきたみたい。
家の中に部屋を作ってあげたのがよかったみたいで、ウサは自分が私たちと一緒だと思っている節がある。
ワンちゃんのケージにウサが通れるくらいの穴を開けて自由にベランダと行き来できるようにしてあげて
ウサは夜になるとベランダで走り回ってジャンプして大暴れしています。これでストレスがたまることはないでしょう
よく見ると右手のつま先もちゃんと手を突いてる手首も返して歩いてる。すごい!先生の話じゃ時間がたくさんいると
言っていたのに、右耳のお化粧は上手にできるけど、唯一出来ないのが左耳のお化粧でしょうかね・・・・。
あとはあんまり不便でもないようですね。食欲もすごく出てきたし、フンも山盛りで大きさも大きくてとっても
ステキです。もう大丈夫のようです。月曜日に病院に行ってパパイヤ酵素10日分貰って、今回の治療はおしまいです。

左肩に湿疹が!

7月8日
土曜日の夜、とうちゃんがうさちゃんをいい子いい子していて左肩のところの毛が抜けていて
赤くただれているのを発見する。所々かさぶたも出来ていてウサは痒そうなそぶりもみせる。
骨折も治って、夏バテからの食欲不振も治って1週間。ホッとしたのもつかの間、今度は皮膚病?

7月10日
ネットで見つけたK動物病院に行ってみる。これまでお世話になった病院に不満があるわけではないけど、
うさぎに関しては犬猫と違って臨床例が少ないらしく、分からないことも多いらしい。動物病院もいろいろあるから
こちらも調べたほうがいいと思ったから、前の病院は自転車で2〜3分。今度も病院は自転車で15分くらいかしら?
段差に気を付けながらゆっくり行くとそのくらいかかる。ウサにとってはちょっとストレスかしら?
病院までの道がすごく遠く感じてウサに負担になりそうで やっぱり止めようかと後悔した。
私の前を3匹犬を連れてるおじさんが行く。行き先は同じ動物病院だった。入って見るとすごく混んでる。
流行ってるらしい。予防注射とか検診ではなく、診察で来てる人が多い。先生方の応対もとっても丁寧で好感が持てる。
一つ気になったのは受付のおばさん(私より年上に見えた)がとっても無愛想で返事も横柄な事。
それを差し引いても先生方が仲が良さそうで和気藹藹としているのも感じがいいです。
HPにはうさぎなどは犬猫とは違うところに別に待合室があるって書いてあったけど、そのまま待たされた。
わんちゃんがけっこうキャンキャンとうるさい。仕方ないけどね。10分くらいで呼ばれて、見てもらう。
患部の毛を抜いたものと、かさぶたを取ってその下の皮膚と、患部全体を硝子板に押し当てたものを検査してくれた。
結果はダニでも、カビでもなく突発性の湿疹とのこと。イソジンで消毒して、抗生剤の軟膏を塗って、
1日2回の抗生剤の服用を1週間で、治るだろうということです。
とうちゃんは「うさぎってもっと簡単に飼えるものと思っていた。ネコなんかほっといても大きくなるし、
犬だって、予防接種くらいだろう?」と言うわけです。これまでの診療代だって40,000円近くかかってる。
今年の夏と冬を経験して大人になるのかな?うちのウサちゃんも・・・・。
体重は1.47キロになっていました。6月15日に1.3キロだったから、約1ヶ月で0.17キロ大きくなったわけです。


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